金曜日、広州は晴れのち曇り時々雨。天気全部入り。気温は 30度。
朝 7時半に自然起床。昨日の事件以来、完全にやる気ゼロだが、まぁ今作っているゲームに罪は無い。とりあえず今の PJは何とか最後まで全うしよう。
老体に鞭打って気合を入れてベッドから出て、イツモのルーチンでコーヒー淹れてトースト焼いて軽く朝食をとったあと、午前 9時に家を出てシェアサイクルにて 30分の自転車通勤。
オフィスに到着後はとりあえず今日は『次の一手』を先に手配する事にした。直属の上司はもうダメなので（上司というのは部下の仕事がやりやすいように手配したり、イザというときに間に入って部下を守る方向で調整する役目が重要な筈なのだが、あの人は自分の心配ばかりで、その部分は全く機能していない）なので、とりあえず、普通はやっちゃイケナイ事ではあるが、上長すっ飛ばして『その上』と直接話をする事にした。
なぁに、どーせクビになる事が決まっている（何なら昨日、その直属の上司から伝えられた）のだ。 郷に入れば郷に従え？じゃないが、この 20年で身に付けた『中国式交渉術』を駆使する事にした。いや、元々『その上』のヒトとは知り合いで、フツーに話せる仲だしね。
てなワケで、会社のメール系は一切使わず、プライベートの WeChatで色々やり取りをする。上も状況は判っていて、とりあえず軽い口約束だけではあるが、状況みつつ出来る範囲で善処してくれる事になった。最悪の場合でも『突然』じゃなくて準備期間は作ってくれそうなので一安心。
何より、彼は中国のこの業界内では結構な有力者？というか有名人で、カナリの人脈を持ってる人なので、彼に先に状況を伝えておくのはとても重要な事なのだよ。
こういうヒトを押さえておくのは中国ビジネスでは基本中の基本。 結局中国って『人脈が全て』と言っても過言ではない。 これは経験から学んだ事だけど、就職斡旋業者なんてロクなネタ持ってないのだよ。 最終的に人脈を持ってる人から一本でも糸を貰えれば、その糸が切れない様に手繰っていくだけで就職斡旋業者の 10倍くらい良い仕事に在りつけたりするのだよ。 立派な履歴書や立派な職務経歴書なんて、この国ではタダの紙切れだからね。詐称、粉飾、盛り過ぎが当たり前の世界では、結局『信頼できる人の紹介』が全てなのだ。逆に言うと『紹介』が無いと、どんなに良い腕を持ってても仕事に在りつけない現実がある。これが外国人が中国で仕事をする上で最も高いハードルだな。
ま、ありがたい事に、ワタクシは中国人の知り合いが結構多く、また業界内でのワタクシの評判も悪く無いので、欲を出さなきゃ次の仕事自体は実はあまり心配していないｗ ただ単純に『面倒くさいな』というダケである。
…とか何とか？恰好良い事言っておきながら、数か月後には全て失って路頭に迷う事になるかもしれんけどなｗ ま、それも一興。痛快なりゆき人生！ 全てココで晒していくので期待しててね。 どう転ぶか？乞うご期待？
仕事はフツーに 21時までして、そそくさと帰り支度をして帰宅。
帰宅後は冷蔵庫にあったコレを飲んでみた。先日アシスタントの女の子からもらった糖質ゼロのビールらしい。なんかペットボトルが新鮮。
そういえば、倭国ってペットボトルのビールって皆無だよね？ なんでなんだろ？ ペットボトルってカナリの強炭酸まで耐えられるので、別にペットボトルでも良い筈なんだけど、基本的にビールって缶か瓶しかないよね。。。ま、途中で改めて『栓をする』シチュエーションが無いからかもね。
裏を見たら色々と工夫して作ってるらしい事が説明されていた。
味は、、、、まぁフツーかな（笑） メッチャ美味しいワケでも不味いワケでもない。ちょっと炭酸が弱いかな。でも全然酔わなかった。アルコール度数が低いのかな？良く解らんが。
午前 0時就寝。
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